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『シチズン エクシード』 が国立科学博物館の未来技術遺産に登録~1981年発売 世界初IC内温度補正機能搭載クオーツ腕時計

シチズン時計株式会社が1981年11月に発売した「Cal.1930」搭載の『シチズン エクシード』が、独立行政法人国立科学博物館が選定する2021年度の重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に登録されました。



Cal.1930 搭載『シチズン エクシード』
1981 年11月発売
発売終了モデル
当時税抜価格 130,000 円


それまでのクオーツ式時計に搭載されていた精度を左右する水晶振動子は、通常は安定した振動を持続しますが、ある⼀定の温度を境に振動数が低くなり精度が悪くなります。IC 内温度補正機能により、温度変化による影響を少なくし、幅広い温度範囲で安定した精度を実現しました。

これにより精度はそれまでの月差±5 秒から年差±10 秒へと大幅に向上。1981年、これを搭載し世界で初めて水晶振動子の周波数温度特性を補正する方法によるIC 内温度補正機能付のクオーツ腕時計を発売しました。

本製品の技術は、2019年に発売された光発電腕時計として世界最高精度※1「年差±1 秒」を持つエコ・ドライブ※2 ムーブメント「Cal.0100」を搭載した『ザ・シチズン』を始め、シチズンの高精度な時計にも採用されており、時計の精度向上を支える礎となっています。

未来技術遺産にはこれまで301 件が登録されており、今回新たに24件が登録されました。シチズングループとしては2018年に登録された世界初の多局受信型電波腕時計 「Cal.7400」、2019 年の世界初の太陽電池充電式のアナログ水晶式腕時計シチズン クリストロンソーラーセル「Cal.8629-7J」に続き3 件目の登録となります。
なお、未来技術遺産の登録証授与式は、9 月14日(火)に国立科学博物館で執り行われます。


重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)について
「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」および「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存を図るとともに、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として、国立科学博物館が平成20年度より実施している登録制度です。

[※1] 世界最高精度:アナログ式光発電腕時計(自律型)として。2021年8月時点、当社調べ。
[※2]エコ・ドライブ:定期的な電池交換不要の光発電時計で、シチズンの機能ブランドです。時計で初めて「エコマーク商品」に認定されました。
●Eco-Drive(エコ・ドライブ)はシチズン時計株式会社の登録商標です。
★本リリースの内容は発表日時点の情報です。

コメント一覧

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